MCバトルとの出会い

MCバトルブームに火がつき数年が経過しました。

フリースタイルダンジョンや高校生ラップ選手権といったメディア露出が増加し、MCバトルが市民権を得ています。
芸能人も次々と参入し、巷の脚光を浴びています。

今回は僕のMCバトルとの出会いをまとめます。

MCバトルとの出会い

きっかけはEminem

日本語ラップとの出会いは、Eminemの『8 Mile』という映画です。

『8 Mile』はHIPHOP文化を学ぶには最適な映画です。
→アンダーグラウンドとは何ぞやを学べます

本場のHIPHOPを知りたい人は、1度『8 Mile』をご覧いただきたい。

映画を観終わった後は、パーカーを着て、フードを被りたくなります。

KREVA

僕が初めて『8 Mile』を見た時は、2012年の冬でした。
『8 Mile』が公開されたのは、2002年の冬です。
思春期に出会っていたらBboy直行です

『8 Mile』公開の2002年は、KREVAが席巻していました。
KREVAは、HIPHOPカルチャーを世間に広げた代表格です。

『8 Mile』のMCバトル

『8 Mile』のアンダーグラウンドな渋さは突き刺さります。
ラストのエミネムのバトルで完全に心を持っていかれました。

映画視聴後も興奮の残滓。
その余韻で、YouTube上の「ラップバトル」と検索します。

僕のMCバトルをひたすら見続ける生活が始まります。
大学生なので、暇さえあれば、MCバトルを見て、1人熱狂していました。

戦極MCBATTLEに衝撃

MCバトルにハマる中で、戦極の1戦に度肝を抜かれます。
チプルソ vs SIMON JAP」のバトルは驚天動地の試合でした。

チプルソの確かなリズムキープと洗練されたライム。
一方で、SIMON JAPの即興なライムと痛烈なアンサー。

「THIS IS HIPHOP」、
「これぞ、まさにエミネムさん世界だ!」と武者震いをします。

今でも、この試合はチェック出来ます。

試合の結果は、チプルソの快勝に終わります。
僕は、ルックスやバトルスタイルが渋いSIMON JAPのファンとなります。

MCバトルにのめり込んでいく

MCバトル中毒

「チプルソ vs SIMON JAP」の試合で、完全にMCバトル中毒となります。
UMBなどのDVDを買い漁りました。

そして、ひたすらMCバトルを見続けます。

2010年のUMB「R指定 vs 晋平太」戦は更に僕の胸を熱くさせます。
同じ、日本語話者として、圧倒的なリスペクトです。

ここまで巧みに日本語を操る人達へ脱帽です。
豊富なボキャブラリーをビートにはめ込む一連の作業。

MCバトルはまさに職人芸です。

クラブで観戦

次第に、MCバトルを生で観戦したくなります。
とはいえ、その頃はまだHIPHOPブームはほど遠いです。

友達に「ラップにハマった」と伝えると
「じゃあAK」歌ってとカラオケでAKを歌わされます。

その頃はまだ、一般の大学生には市民権を得ていませんでした。

現場至上主義

HIPHOPシーンでは、「現場至上主義」というのが語られます。
現場で姿を見ない」というのは、相手へのdisとなります。

僕は、常にMCバトルを画面越しに見ていました。
これは現場に行かないと真のMCバトル好きとは語れないな
と友人1人を引き連れて、有名なクラブへと出かけます。

クラブは苦手

薄暗いキャッシャー、フロア内の雰囲気は、ピリついています。
チャラついた学生のクラブイベントとは訳が違います。

ウーハーの効いた大音量がすごく苦手なので、速攻で帰宅したくなります。
それに加え、ダーティーな雰囲気がフロア全体を包んでいます。

僕はダーティーな場所に行くのは大好きです。
しかし、そのクラブは身内ノリが強く、馴染めませんでした。

ミーハーなMCバトルファン

それ以来、「現場至上主義」は捨てました。
画面越しで応援する「ミーハーなMCバトルファン」です。

「サイファーに行こう」という思いも断念しました。

MCバトルの広がり

ラップをしたいという欲求

現場至上主義ではなくなりました。
それでも、「ラップをしたい」という感情は抑えられません。

今度は仲間内でラップブームを巻き起こそうと画策します。
もはやMCバトルを見ているだけでは飽きたりませんでした。

ラップをしたいという欲求が次第に高まります。

酔いどれラッパー

ラップをしたい欲求は、酒宴の席で徐々に姿を現します。
酒席で一方的に「yo,yo」と絡んでいきます。

酔いどれラッパーからキャリアをスタートさせます

酔いどれラッパーは、相当鬱陶しいキャラです。

しかし、継続は力なりです。
「yo,yo」と絡み続けると、自然発生的に相手もラップを返します。

こうして、酔った時には、サイファー(酷いもの)も実現させます。

MCバトルの広がり

ここ数年で、日本語ラップの認知度は急上昇です
HIPHOPが裾野を広げ、文化的に根強こうとしています。

カラオケサイファー

大学を卒業し、就職で上京する頃には、MCバトルの認知度は広まりました。
大阪の同期から「梅田サイファー」という単語を聞いた時は驚きました。

ファン獲得はフリースタイルダンジョンの影響が大きいでしょう。
すっかり、僕の周りはMCバトルファンが増えています。

カラオケで相手をdisり合うという非生産的な遊びも楽しいです。
カラオケサイファーは、酒が入るので、楽しくストレス発散出来ます。

まとめ

ここ1~2年で、以前よりもMCバトルへの熱が冷めてしまいました。
それでも、たまに試合を見るとレベルの上昇に驚きます。

「文化として根付いてくれたらいいなー」と思います。

次回は、MCバトルの勢力図みたいなのをまとめていきたいと思います。

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